【映画②】グレートウォール
「人類の行き過ぎた欲を罰するため60年に一度奴らが襲ってくる・・・・」
火薬を求め中国に来た主人公が、戦う本当の意味を悟り、中国軍とともに敵と戦うお話です。
敵は天から遣わされた異形の獣たち。対抗する人間は剣、弓、火薬兵器といった、近代より少し前の武器を使用。圧倒的スケール、人物描写は分かっていても惹きつけられます。
さて、役者やストーリー考察等は他のもっと詳しいサイトさんにお任せして、ここでは私個人の偏った感想を語らせていただきます。
この映画を観ていて序盤はとにかく予想通りの展開でした。アクションや撮影技法、演出はすばらしいのですが、邪念が入り込む余地が多分にありました。(映画を観ているとよくあるのですが)
そんなとき私は以下の選択をすることになります。
①観るのを断念する
②我慢して観る
③ちゃんと観るをやめる(別のことしながら観るとか)
①がほぼ9割で②③はほぼありません。
しかし代わりに
④別の切り口から観てみる
⑤話をもとに別のことを考えてみる
といった思考を始めることがあります。
この作品もそうでした。
そして以下の結論に至りました。
人は過去を学ぶことで、現在の本質を理解する
何言ってるんだって感じですよね。私もそう思います。
でも思っちゃったんです。しょうがないんです。
作品は万里の長城に古代兵器を取り付け、人海戦術で戦う過去の戦い方でした。しかし、それが戦術の基本であり、それがあって現代の戦術があるのだなあと。
「グラディエーター」「トロイ」などの作品からも思うのですが、どんなに現代の兵器や科学が進んでも、本質的な部分は変わらないんだなあと。
歴史は偉大。学ぶことが多すぎる。
これからもいろいろな作品に触れたいです。
あと最後に思いました。さらに60年後の戦いも観てみたい!と。