飲み会でするような話をしましょう

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【映画⑲】 バトルシップ ※断念

 

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ピーター・バーグ(『ハンコック』(08))が製作と監督を担当する『バトルシップ』は、海、空、陸を網羅し、我らが地球の生き残りを賭け、総力をあげて遥かに優れた軍力と戦う壮大なアクションアドベンチャー作品である。

 

軍事ものが好きな私としては技術力の高い宇宙人とどう戦うのか!といったところに期待して観始めました。


【ここからネタバレ注意!】

ネタバレ注意とは書きましたが、話の深層に行き着く前に観るのを断念してしまいましたので、今回はネタバレというよりなぜ観るのをやめてしまったのか自分で自分を考察していきたいと思います。

(書いていて何の意味があるんだと自分でも思いますが、備忘的な意味も含めて)

 

観始めて30分でやめてしまいまいした。

 

断念するときは大体、「あーなんかもうどうでもいいや。」となって「別のことに時間当てたいなー」とか注意がそれてしまうことが多いです。

自分の集中力が原因とも思うのですが、個人的に楽しくて観てる映画を我慢をしてまで観たくない。それならもっと興味深い作品を観たいと思ってしまうので、この考えは譲れないスタンスでもあります。

(人と劇場まで観に行ってる場合はネタにできるので最後まで観ますが(笑))

 

人によっては面白いと思うのですが、個人的に期待が高すぎたのか、感情移入が全くできませんでした。

以下気づいた点をいくつか挙げてみたいと思います。

 

①ノリがチープ

ノリが軽いのではなく安っぽいのです。

ノリが軽くて面白い映画はいくつかあると思うのですが、(ラテン系のノリとか。例えば「バッドボーイズ」とか「パイレーツオブカリビアン」とか)安っぽくてB級感がぬぐえない。B級を売りにしてるならいいのですが、そうでもない感じなので冒頭のちょっとしたやりとりも全く入り込むことができませんでした。

 

②キャラクターに無理がある

演技が下手とかではなく、もともとの設定のキャラクターに感情移入ができないのです。主人公の白人の方はどこか抜けてる感じで、海軍に入ってたくましく成長していく設定なのでしょうが、抜けすぎていて好きになれない。

愛着がわかない。

もうここまで行くと好き嫌いの次元なのでしょうが、この先どう成長するかが気にならなくなってしまいました。その時点でどんなアクションがあろうと、どんな急展開があろうと入り込めない自分に気づいてしまったのです。

 

③個人的に求めていない要素ばかり詰まっている

映画に求めていることはつくづく映像のきれいさだったり、壮大なアクションだったりではなく、だと感じました。

人のやり取り、そこまで生きてきた背景、これから生きていく方向、葛藤、思い。そんなものがダイレクトに伝わってくる映画こそ観ていて楽しいし、続きが気になるんです。

結局この先どんなにド派手なアクションや、チームのやり取りがあっても、きっと観終わっても「なんか面白かった」か「なんかよくわかんなかった」といった感想で終始しそうで、どうでもよくなってしまいました。

 

ポスターが「絶望」って感じのテーマで攻めてくる結構えぐい作品なのかと期待しただけに残念でした。

 

ただし、ド派手なアクションが観たい!とか「頭からっぽで派手な映画が観たい!」といった方は面白いかもしれません!

※言い訳とかフォローではなく本音です(笑)