飲み会でするような話をしましょう

真面目に不真面目な話します

【音楽紹介⑧】欅坂46

f:id:nomikai:20201208133709j:plain

秋元康さんプロデュースの坂道アイドル第2弾です。

「いわれなくたって知ってるわ!」と怒られそうなくらい有名なグループですが、改めてご紹介させていただきます。

最近桜坂46に改名し新体制となったようですが、私は欅坂時代のパフォーマンスが特に好きだったので、その時代の曲をよく聞いています。

 

今回は個人的に好きな楽曲をいくつかご紹介します!

※音量注意

 

・不協和音

2017年

激しいダンスにハイビートの楽曲がかっこいい!

www.youtube.com

 

・黒い羊

2019年

まるで舞台をみているような錯覚に陥る、見入ってしまうPVです。

www.youtube.com

 

アンビバレント

2018年

衣装のおしゃれさとマトリックスのようなカメラワークが惹きつける!

www.youtube.com

 

欅坂46の魅力はダンスパフォーマンスと、グループテーマでもある「反逆」を象徴した楽曲にあると思っています。

その中でも私は特に歌詞が好きです。

秋元康さんの作る歌詞はどれも心をえぐってきます。

 

●「不協和音」の歌詞の一節

ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱すことで気づく
もっと新しい世界

人は和を乱すことを嫌います。(特に日本人。自分も含めて)

和は安心できるし居心地がいい安全です。

でもそれだけじゃ何の変化もない。

進歩しない。

それではだめなのではなかろうか?

安定を求めても、時代は常に変化しています。

一息つくのもいいですが、結局は変化の波で泳いでいる時間のほうが長いのですから、落胆せずに荒波を泳ぐことを楽しむスタンスがいいのではないか?

そんなことを考えさせてくれます。

 

●「黒い羊」の歌詞の一節

白い羊なんて僕は絶対になりたくないんだ
そうなった瞬間に僕は僕じゃなくなってしまうよ
まわりと違うそのことで誰かに迷惑かけたか?
髪の毛を染めろと言う大人は何が気に入らない?
反逆の象徴になるとでも思っているのか?
自分の色とは違うそれだけで厄介者か?

Oh
自らの真実を捨て白い羊のふりをする者よ
黒い羊を見つけ 指を差して笑うのか?
それなら僕はいつだって
それでも僕はいつだって
ここで悪目立ちしてよう

いつだって異端児や先駆者は人から笑われます。

 

「あいつなにやってんだ?」

 

「あいつ調子に乗ってるよな?」

 

時代がどんなに変わってもこの構図は変わらないと思います。

 

ただもうひとつ変わらない大事なこともあると思います。

いつだって徒党を組んで笑っていたやつが、出遅れていることに。

いつのまにか自分が笑われる人間になっていることに。

人はマウントをとって優越感に浸ることで快楽を得ようとします。

でもそんなつかの間の快楽を求めるより、努力し汗をかいて達成したという快楽のほうが何倍も気持ちいい。

そんな人間に私はなりたい。

ん?

 

●「アンビバレント」の歌詞の一節

ねえ 何をしたいの? どこに行きたいの?
私だったら何もしたくない

誰かと一緒にいたって
ストレスだけ溜まってく
だけど一人じゃずっといられない Ambivalent

そうなんですよ。

ぶっちゃけなんもしたくないんですよ基本。

なんかやるのっていちいちエネルギー使ってだるい。

一人でやることすらだるいのに、人と一緒になんかやるのなんかもっとだるい。

まさに働いていない時がそうでした。

なんもしないと楽でした。

 

でもある日、なんもせずに月日が経っていることに気づき、激しい自己嫌悪に陥りました。

なんもしないと楽ですが、いつか必ず苦しくなります。

だからどうせ苦しむならなんかしてたほうがいい。

んで一人でやってもつまらないんで人とつるんでやったほうがいい。

そんな境地にたどり着いたあの日を思い出させてくれる一節でした。