【ドラマ】リーマン・ブラザーズ 最後の4日間
ひさびさに海外ドラマを観ました。
ドラマといっても単発52分のサクッとみられる、でも中身の濃い作品です。
題名の通りあのリーマン・ブラザーズが経営破綻するまでの4日間を描いています。
【ここからネタバレ注意】
まあネタバレも何も既知の事実なのでほとんど感想です。(笑)
リーマンブラザーズといえば日本人の自分でも耳にしたことのある大企業でした。
そんな大企業が終わる瞬間とはこんなにもあっけないものなのか・・・とわからせてくれるには十分な52分でした。
作品自体あまりシリアスになりすぎないようにコミカル要素も多かったので淡々と観られましたが、もし自分が社員だったらと思うと・・・・・・・・・・
あれ?
これが意外にぞっとしませんでした。
作品であり他人事だからというわけではなく、社員たちが会社を去るシーンも悲観にくれるというより、「まあこんなこともあるか。さてこれからどうしよっかな」的なポジティブな描写で終わったので、ああ・・・人間意外となんとかなるのかものなあなんて思ってしまいました。
私自身一度会社から離れていた時期があるので、もし今の仕事がなくなってもどうにかなるだろうという(そこそこ根拠のある)自信があるので、リーマンブラザーズにいた人たちも、倒産を区切りとして次のステージに行くことを考えながら去ったのではないかと勝手に感じ取ってしまいました。
倒産するはずのないアメリカ超大手金融「リーマンブラザーズ」があっけなく倒れる。
会社とは大きな社会のほんの一部でしかなく、どこで働くか以上にどう働くかを大いに考えさせられました。
観て後悔のない作品でした。